以前から傾いて立っていると思っていたんですが,
やはり傾いているようですね。
例の歩道拡張工事に伴い電柱を立て替えています。
画像ではわかりにくいですが,
新しい電柱(道路側)が地面に対して垂直に立てると仮定すれば,
隣の古い電柱(家側)はどうみても傾いています。
永年のモヤモヤが解消されました。
しかし,これがわかったら余計に不安になりました。
グラッときたら倒れちゃいそうです。
しかも家側に![]()

繊維機械の部品およびideaを提供する福井県鯖江市の卸業者です。
経済状況は厳しいですが,
今まで通りきっちり仕事をしていきます。
今年もよろしくお願いいたします。
機屋さんにはC反とかサンプル反とかが無造作に置いてあったりします。そのほとんどは廃棄またはお蔵入りの運命です。
ちなみに,織物はその出来具合からA反,B反,C反に区分され,
キズや汚れが多い織物には最低レベルの”C”が付与されます。
しかし・・・もったいない・・・・・・。
先日,マイクロファイバーの反物を見ました。
あれはヒジョーにもったいない。
C反なのかなんだかわかりませんが,
細切れにして眼鏡拭きにするならキズなんか関係ありませんよね。
毛布にしてもよいみたいですね。
その他にもパッチワークなどの手芸に使えそうなものもたっぷり。
織機において,ビームから経糸をスムーズに送り出すためには,ビームを滑らかに回転させる必要があります。
通常,ジェットルームのビームの軸受として,ボールベアリングが用いられています。
ボールベアリングは,軸受けの機械要素として汎用的なものですのでこの部位に用いられることには何の問題もなさそうです。ところが・・・・・・。
①経糸が巻かれているビームはとても重い(1トン近くにもなる)。
②ベアリングは,ビームの軸にゆる~く挿入されているだけ。圧入されているわけではない。
③ビームは送り出し回転するだけでなく,軸方向と径方向に振動している。
このため,ビームの軸とベアリングの内輪との間で摩擦が生じ,やがてビームの軸とベアリングの内輪がともに摩耗していきます。ベアリングの方は交換すればよいのですが,ビームの方はそうはいきません。
軸が摩耗したままビームを使用し続ければ,ますます摩耗は進行してしまいます。この状態で織機を稼働させると,経糸の送り出しが安定しませんので,織物によっては段(キズ)の問題が顕在化することになります。
根本対策としては,ビームの軸を復元させることが考えられますが,これにはかなりのコストがかかってしまいます。
そこで,プラスチックの軸受です。

ベアリングの代替えとして極めて有効です。
しかし,あの重いビームの軸をプラスチック製のリングで受けても大丈夫なのでしょうか。
もちろん,普通のプラスチックでは持ちません。すぐに摩耗してしまうか,割れてしまうでしょう。
このリングは,ビームの軸受として使用できるように機能が強化されたプラスチック(エンジニアリングプラスチック)でできています。
既に複数社での実績があり,安心してお使いいただけます。
ビームの軸受として従来のボールベアリングと同様にお使いいただけることは当然のことですが特筆すべきは,軸が摩耗したビームの振動を抑えることができる点にあります。
ベアリングと違い,リングの内径を摩耗した軸に応じた寸法に仕上げることができるからです。
簡単な資料を添付しましたので,ご覧になってください。
エンプラ製のビーム軸受の特徴