LS-W1.0TGL/R1ダウン #4
これは完全に故障です。
バッファローのサポートセンターに電話をしました。
しかし,症状を伝えるも原因はわからずじまいでした。
そもそもエラーコード(LED6回点滅)が普通じゃないのですから,サポートセンターの担当者もちんぷんかんぷん。
結局,修理センターに送って下さいとのことでした。
重要なデータを格納したままLinkStaionを宅配便に乗せることは非常に不安でしたが,仕方がありません。輸送中にハードディスクが物理的に破損しないことを祈りつつLinkStaionを修理センターへ送りました。
この時点でもまだ何とかなるだろうと思っていました。
ハードディスクは動いているようだし,異音もしていません。
「ハードディスクの物理的な故障ではなくて,ネットワーク回路や電源ユニットの故障じゃないの? 部品交換で復旧するかも・・・・・・」と都合よく考えていました。希望的観測です。
それから数日が経過して,修理センターから連絡がありました。
「ドライブユニットの故障を確認しました。LS-W1.0TGL/R1は生産を終了していますので,後継機であるLS-WH1.0TGL/R1に交換します。その場合,LS-W1.0TGL/R1は返却できません。格納データも戻せません」というような内容でした。
「はいそうですか」などと言えるわけありません。
一番大事なことはデータの回収です。
ドライブユニットの故障など,わかりきったことです。
原因を調査してその対策を施して欲しいから,リスクをおかしてまでLinkStaionを送っているのに・・・・・・。
エラーコードの意味やファームウェアのアップデートがうまくいかない理由についてバッファローは把握しているのでしょうか。
把握していてもアナウンスできない理由があるのでしょうか。
もうバッファローには頼ることができません。
修理センターにごねたところで埒が明かないと判断しました。
そのままLinkStaionを送り返してもらうことにしました。
LinkStaionが戻ってくる間,さてどうしたものかと思案を巡らしていました。
バッファローのHPには,ありがたい(?)ことに「データ復旧サービス情報のご紹介」があります。
http://buffalo.jp/shuri/shuri_menu3-4.html
専門業者に依頼すればまず間違いなくデータを回収してくれそうです。
が,そのサービス料金に愕然としました。特にRAIDは高い数十万円の出費を覚悟しなければなりません。
確かに,回収したいデータはそのくらいの価値は十分にあるのですが,何か腑に落ちません。
地元にもデータ回収業者がありましたので,そこに電話で問い合わせてみました。
料金は良心的ですし,近所なのでLinkStaionの搬送も楽です。
でもやはり業者を使うのは最終手段にしようと思いました。
なぜなら,
「ハードディスクは物理的に壊れていない。そこにデータがあるのだから読み出せるはず」
と考えたからです。
と言うか,思いこみました(笑
そう思いこんだ後は,ひたすらインターネットで情報集めに取り組みました。