LS-W1.0TGL/R1ダウン #7 –The End–

KNOPPIXを使ってハードディスクからファイルを救出する方法については,多くのサイトに記載されています。

10http://www15.big.or.jp/%7Eyamamori/sun/rescue/

CD-ROM起動でハードディスクからファイルを救出する方法が丁寧に記載されています。
このサイトの記事は,「あるシステム(例えばWindows, Linux, FreeBSD, Solarisなど)がトラブルを起こして起動しなくなり,そのシステムが管理しているハードディスクに格納されているファイルが読めなくなってしまった」というシチュエーションを想定して書かれたようです。
色々調べた結果から,どうやらLinkStationのシステムはLinuxであろうと推定していましたので,ここの記載内容は非常に参考になりました。
特に,「KNOPPIXを使う方法」を熟読しました。
基本的には,この記載の通りで問題のハードディスクにマウントできました。

11http://blog.livedoor.jp/fanfuncargo/

このサイトも参考になりました。
なんと言ってもハックのターゲットがLS-W1.0TGL/R1ですから,ズバリですexclamation
記事が完結していないこともあって,はっきりはわかりませんが,ハードディスクの交換を目的とした作業について書かれており,少なくともデータの回収に関しては言及されていません。
それでも,fdiskの結果にはかなり納得しました。Linuxで間違いないと確信しました。
fdiskの結果は,次のサイトにも記載されています。

12http://www.yamasita.jp/linkstation/0607/060726.html

この他,KNOPPIXやLinuxに関するサイトを参照しながら作業しました。この種のサイトはいっぱいあるのでここでは省略します。Linuxはずーっと昔にちょこーっとかじった程度なので今回かなり苦労しました。
次のサイトには同じように四苦八苦した方の書き込みが記載されています。この方はうまくいかなかったのかもしれません。

13http://www.yamasita.jp/BBS/4836.html

試行錯誤はありましたけれど,結局1011に従って作業することによって問題のハードディスクをマウントすることができ,データを読み出すことができました。
回収はもうダメかとあきらめていたファイルの一覧がモニタに表示されたときは,感動しました。「お前たち,生きていたんだなぁ~,信じてたよ~」みたいな気分でした(笑
苦労しましたがハッピーエンドでよかったです。
出費は,IDE/SATA⇔USB2.0変換ケーブル分だけです。数十万円の出費から比べれば微々たるものです。本当に助かりました。

それにしても,メーカーにはもうちょっとしっかり対応してもらいたいですね。
ファームウェアのアップデートがあんなに簡単に失敗するかと思うと,これからはちょっと怖くて安易にはできそうにありません。
さらに問題なのが,システムが起動しないからといって単純に商品交換にする態度です。その対応だとデータは永久に戻ってきません。今回のように素人でもデータを回収できるのですから,メーカでなんとかしてもらいたいです。データ領域はそのままでboot領域をクリーニングすればシステム全体が復旧するはずですし。

LS-W1.0TGL/R1ダウンの顛末は以上です。

ところで,この復旧作業の途中で,別の新たなトラブルに見舞われました。
その話は後日に。

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