LS-W1.0TGL/R1ダウン #5

こういうときこそ「インターネット&google」です。
本当に助かりました。

さすがに今回のトラブルをズバリ解消してくれる記事は見つかりませんでしたが,参考になるサイトはいくつかありました。
以下,参考にしたサイトをさらーっと示しますが,知識不足もあってこれらを集めるのにはかなりの時間を要しました。

1http://nagou.cocolog-nifty.com/haley/2007/12/acp_state_failu.html

ここには,LinkStaionのLS-GL &DHGLに対してファームウェアのアップデートができない場合の原因が書いてあります。

原因: ハードディスク内のファームウェア格納領域の不足

思い起こせば,確かに,LS-W1.0TGL/R1のファームウェアをアップデートしようとしたとき,最後の最後で「ACP_STATE_FAILURE」という表示とともに作業が失敗に終わっていました。
シリーズ違いですが,エラーメッセージからするとLS-W1.0TGL/R1でも原因は同じと考えられます。
これで今回のトラブルの原因の一つが明らかになりました。

で,ファームウェア格納領域(boot領域)をクリーニングすれば問題解決となります。
しかし,LinkStaionとPCをLANケーブルで直接接続してもLinkStaion内のハードディスクにはアクセス不能です。そもそもこれができたらデータ回収も可能なのですから,こんなに苦労はしていません。この時点でboot領域のクリーニングはできませんでした。
そこで,LinkStaionからハードディスクを取り外してLinuxマシンに接続する方法,またはLAN接続のまま特別なツールを用いる方法,のいずれかを試す必要がありました。
そのときLinux環境がないため,まずは後者にチャレンジしてみました。

2http://nagou.cocolog-nifty.com/haley/2007/12/tftp_d068.html

ここに書いてあるように,tftpd(tftpブート用サーバソフト)を用いてLinkStaionをtftpブートさせました。
なお,ブートにはinitrd.buffaloとUimage.buffaloが必要となります。
ブートに成功したら次はどうすればよいのか・・・…。
そこで,

3http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/hard/1214997992/49

ここの記載を参考にしました。
同じLinkStaionですし,症状も同じです。
期待が持てました。
しかし,ファームウェアのアップデートをするとやっぱり最後でエラーを返されてしまいました。
boot領域をクリーニングしていないからでしょう。

ここで2に戻って,acp_commander.jarを使ってみることにしました。
しかしこれもうまく行きませんでした。
たぶん,LinkStaionのipアドレスが正確ではなかったのでしょう。
また,この方法は失敗する可能性もあるらしいです。

その他に参考にしたサイトを追記します。

4http://www.mizutaakitoshi.com/LS-GL.html

このサイトには,上記の2と同様に,tftpブートについての説明があります。

5http://xeons.blog35.fc2.com/blog-entry-32.html

initrd.buffaloとUimage.buffaloを入手する際に必要なパスワード
について書かれています。あくまでも自己責任です。

7http://blog.goo.ne.jp/hgc1021/e/6dd4fe5e0d66ed55ec39e1434bd69d43

telnetでLinkStaionにログインする方法が記載されています。

ここで,LAN接続のままの復旧作業を諦めることにしました。
いよいよLinuxによるデータ回収作業に移ることにしました。

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